SNSで調子に乗って独立したフォトグラファーの1年目の現状

どうもこんにちは、Tuck @_tuck4 です。ちょうど5年前、趣味で始めた写真がこんなにもじぶんの人生を変えるとは思ってもいませんでした。2012年からInstagramを使い始めたことがキッカケで、世界中のフォトグラファーの写真を見たり、実際に交流したりするうちに、頭の中は写真でいっぱいに。その頃には趣味の領域をこえてしまって「プロのフォトグラファーになりたいな」と考えるようになりました。

そして今年、2015年になるのをキッカケに、このブログで宣言しました。

写真のWebメディア「RECO」をローンチしました

というわけで表題の通り、SNS(Instagram)で調子に乗って独立したフォトグラファーの、一年目の現状をここでシェアできたらと思います。だいぶ長文になってしまいましたが、よろしくお付き合いくださいませ。

Photographer in Kyoto

「フリーランスフォトグラファーとして活動していきます」と宣言しても、もちろんいきなり仕事が入ってくるわけはありません。今年1年は思い切り種まきしようと開き直って、フォトグラファーとして、どんな風にじぶんをプロデュースしていくかということで考えました。

考えた結果、今年の5月くらいから、SNSなどのすべてのプロフィールにPhotographer in Kyotoと入れました。実はじぶんは大阪に住んでいるのですが、写真としての世界中からの反応の良さは、京都に軍配が上がります。桜、新緑、紅葉など季節を絡めると、その魅力は東京以上といっても言い過ぎじゃないでしょう。

もともとの写真のスタイルは風景やストリートなので、多くの駆け出しフォトグラファーが道を求めるであろうウェディングフォトへの方向は切り捨てました。この選択は長期的に見て正しいと思っています。

さて、京都なんですが、大阪に住んでいるといっても京都も近いので、通うのに苦はありません。「Photographer in Kyoto」として毎週のように京都に通い、写真を撮りました。そしてInstagramやWebサイトに写真をのせ続けた結果・・・。

バズりました

先月、9月末くらいからメディアで紹介され、TwitterやFacebookなどで爆発的に広まっていきました。いい意味での炎上です。「日本(京都)の風景を切り取る写真家」という切り口で世界中のメディアから取り上げられたんですね。エゴサーチしてみると、おそらくこのFuvizというフランスのメディアで取り上げられた記事が最初になるかと思います。

Japan Street Photography

記事の公開が9月21日。このメディアのFacebookページが、63万いいねがついているので、一気に拡散したみたいです。この後の動きを、影響力のあるところを中心にピックアップしてみます。

My Modern Met

Japanese Street Photography Highlights the Nation’s Rich Culture

Facebookページ 35万いいねのアメリカのメディア。

Bored Panda

Japanese Photographer Documents The Beauty Of Everyday Life In Japan

このメディアのFacebookページ がなんと215万(!)いいね。マジか・・・。Instagramでフォローしあっている友人から、「取り上げられてるよ!」ってダイレクトメッセージが来ました笑。後に編集部とやりとりがあって、じぶんが送ったプロフィール文を編集して改めて公開してもらってます。なので、ライターはじぶん名義になっています。

Japanese photographer documents the beauty of everyday life in Japan:

Posted by Bored Panda on 2015年9月23日

記事のFacebookポストにいたっては、いいね16000、シェア4600という、これこそバズといった感じ。

ラ・レプッブリカ(La Repubblica)

Il misticismo nella quotidianità: le strade giapponesi negli scatti di Takashi Yasui

イタリア最大の部数を発行する一般紙。日本でいえば読売新聞(国内発行部数1位)に紹介されるようなものです。おそらくWeb上だけで紙の新聞にはのってませんが、それでも影響は大きくて、検索流入と思われるFacebookページへの「いいね」数アップがハンパなかったです。

HYPEBEAST

Photographer Takashi Yasui Perfectly Captures the Mystique of Japan

なかでも信じられなかったのが、このHYPEBEAST。ファッションに特化したライフスタイルメディアです。日本でもちょっとイケてる人ならおなじみのメディアなんですが、そんなにファッションがイケてないじぶんがフィーチャーされたのが謎です。なんかすみません!

HYPEBEASTさん(@hypebeast)がシェアした投稿

デイリー・メール(The Daily Mail)

Stunning photographs capture the magic of Japan old and new

1896年創刊のイギリスでもっとも古いタブロイド紙。発行部数はザ・サン (The Sun) 紙に次いで第2位。そのオンライン版ですが、写真一枚一枚にコメントがついて嬉しいです。ちょっと場所間違ってるのもあるんですが・・・笑。

国内メディア

国内メディアも知らないうちに取り上げられていまして、この記事はTwitterでもかなりシェアされていたようです。じぶんもTwitterやってるんですが全く気がつかなかった・・・。 日本の美しさを捉える写真家・保井崇志が撮影する心震える風景 Twitterでは佐々木俊尚さんにもツィートしていただいていました。佐々木さんの本も読んでいたのでめっちゃ嬉しいですね。

もうひとつは、連絡が来てやりとりがありました。事前にやりとりがあると、解像度の高い写真も送れるので助かります。 荷物をまとめて旅行に行きたくなる!日本の「伝統と近代文化」をとらえた写真が神秘的だと海外で話題に

Facebookページ「Takashi Yasui Photography」

そんなこんなで取り上げられた結果、Facebookページが4500いいねを超えました。全然更新してなくて200ちょっとしかいいねがなかったんですけどね笑。慌てて写真を公開し始めたところです。

 

何気なく作った(そして放置していた)Facebookページでしたが、こんな風に取り上げらて「Takashi Yasuiって誰?」ってなった世界中の人たちの受け皿になりました。TumblrでつくったWebサイトもあるんですが、やはりFacebookのプラットフォームとしての力は大きいですね。気軽にコメントを残してもらえるのもFacebookならでは。

写真をもっと楽しくするメディアRECO

フリーランスとして活動していくにあたって、じぶんの他にもいろんなフォトグラファーの記事が読めるメディア運営を考えていました。それが冒頭の記事でも出てくる RECOです。9月の月間アクセス数は44000PVと、順調にアクセスを伸ばしていっています。年内に10万PVまでいきたいんですが、ちょっと厳しいですかね。 RECOをやっているなかで特に嬉しかったのは、RECOで書いたFujifilmのミラーレスカメラ「X-T10」の記事が先月FujifilmのFacebookページで紹介していただけたんですね。

【メディア記事紹介 FUJIFILM X-T10】写真をもっと楽しくするメディア「RECO」にて、プレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T10」を取り上げていただきました!コンパクト・軽量ボディながら、X-T1譲りの抜群…

Posted by FUJIFILM Xseries Japan on 2015年9月25日

Fujifilmファンとしては感無量ですよこれ。もう信者として役目をまっとうしてまいります笑。

あとはRECOの公式Instagramが現在9800フォロワーで、もうすぐ10000フォロワーに届きそうです。じぶんのアカウントでないInstagramアカウントを10ヶ月で10000フォロワーまで育てた経験はかなり自信になりそうです。これもRECOのフォトグラファーや、いつも「RECO_ig」のハッシュタグをつけてくださるInstagrammerの皆さんのおかげです。

Photographerとして

Tuck-DSCF7391

イタリアのオートバイメーカーDucatiの新モデル「Scrambler」のグローバルキャンペーンがここ日本でも行われました。パリ、アメリカ、タイ、そして日本、それぞれの国のInstagrammerを起用してのキャンペーンです。そんなわけで、わたくしTuckも日本のInstagrammerの1人として撮影に参加しました。

Ducatiの2日間のロケに関してはRECOでレポート記事を書いています。【Scrambler Ducati】Photo Project レポート前編 ロケ地も含めて記事にしてあるので、よかったらチェックしてみてください。

世界中を飛び回る怪物InstagrammerのHiroaki Fukudaから紹介された仕事なんですが、彼についてはこのインタビューを参照してください。  【インタビュー】インスタで43万人のフォロワーを持つFUKUDA HIROAKIとは?

Ducatiの2日間ロケはHiroも一緒でした。以前から遊びでは撮りに行ったことはあったんですが、仕事で共有した時間は学びが多かったです。やっぱこの人はスゴいわ。

Tuck-DSCF7341

そのInstagramなんですが、わたくしTuckも現在では58000フォロワー、写真にも3000~4000のLikeがつくようになってきました。世界中で見ればザラにいますけど、国内では数パーセントに入ってきたんじゃないでしょうか。 企業や代理店からのコンタクトも増えてきて、年末から来年に向けて案件がいくつか決まりそうです。

Instagramだけでなく、先月にはハイレベルな写真が集まることで知られる500pxのアカウントも開設しました。

Photographer Takashi Yasui #500px

これまた順調で、500px公式アカウントにフォローされる「500px Featured Photographer」に選ばれています。世界中で90人らしいですよ!嬉しいな。

最後に

いかがでしたでしょうか。じぶんは写真の学校に行ったわけでも、偉い写真家さんに弟子入りしたわけでもありません。あんまり前例のない道をいっているので、正直不安もあります。そんな1年目なんですが、なかなかの種まきができたんじゃないでしょうか。いやまだ年内3ヶ月ありますけどね。

昨日10月7日に35歳になりました。じぶんが尊敬している写真家の 濱田英明さん のことは、ご存じの方も多いでしょう。濱田さんが独立されたのが35歳ということで、勝手に親近感をもっているんですよね。じぶんも濱田さんのように目標にされるようなフォトグラファーになれるんでしょうか。うん、頑張っていきましょう。

最後にお知らせなんですが、現在こんな状況なので、記事にしていただけることも多くなりました。メディアの編集者、ライターの方はぜひプレスリクエストを送ってください。写真も解像度の高いものを使っていただきたいので。あとは個人の撮影もお気軽にお問い合わせください。

35歳でも、実績がなくても、こんな風にやっていけてる人間もいます。ベタなこといいますけど、何かチャレンジするのに遅すぎることってないですよね。そんなわけで、残りの2015年も駆け抜けていきましょう。

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