久しぶりに新しいレンズを迎え入れた。先日、FUJIFILMから新しく発売された「XF33mmF1.4 R LM WR」のこと。ご依頼があり、すでにこのレンズの作例撮影と動画出演をさせていただき、その時点で個人的に購入することを決めていた。書いた記事も正直な感想です。

XF33mmF1.4 R LM WR x 保井崇志

いままで街で写真を撮るときは、開放値を使うことは少なく、それこそ「XF35mmF1.4 R」であればF2.8や、F4.0あたりが落ち着くという認識があった。一絞り二絞りしたほうがレンズの良さが生かせるという考えが染みついてしまっているから。開放値から全力のXF33mmなどにふれると、もう新発売されるレンズにおいては、その認識は過去のものかと思う。

改めて発売日に手元に届いたXF33mmをつけて、ふらりと近所を撮り歩いた。写真はすべて開放(F1.4)。やはり良いね。

それにしても、出演した動画の自分の声の違和感よ。もう何ヶ月も近しい人と最小限の声で話すということが当たり前になっていたので、人前で話す時のような発声ができなくなってしまった。リハビリということでもないけれど、騒がしい居酒屋なんかで誰かと写真の話でもしたいものだ。